「介護保険対応車いす用段差解消リフト」として認定を受けた段差解消機は、福祉機器に分類されます。住宅の玄関口や店舗の入り口のような段差のある箇所に段差解消機を設置し、段差を垂直方向に移動して乗り越える補助を行います。
バリアフリー化を行う手段としてスロープの活用が考えられますが、スロープを整備するには段差の約12倍の距離が必要です。既存の施設や建物が密集する環境ではスロープを取り付ける場所が無く、段差解消機が利用されています。
段差解消機の機能性
- 高さ設定機能により設定した高さまで上昇したら自動的に停止します。
- 乗降位置は前左右の3方向から選択可能。
- 最小高さは55~65mm(*1)なので、車いすでの乗り降りが楽々。
- 防水設計だから、屋外・屋内の両方に対応しています。
- 家庭用AC100V対応なので、既存のコンセントが利用できます。
*1 機種により最小高さが異なります。